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2018年07月15日

P90 自作FCUの調整(uki)

恐れていたことが起こってしまいました、、。
トリガーロックならぬ、FCUロックが掛かる現象が起こったのです。

丁度一年前、P90用FCU出ないかなあ、出ないよなあと思い、エイやでつくった手製のFCU
その後、P90用の陽炎が発売され、ワイの苦労はなんだったのやら。

でも、そこそこいい感じで使えてましたのでそのままにしていました。


今回起こった現象から。
セミ射撃は全く問題無し。
フル代わりに設定しているバーストショットも問題無し。

問題は、切れ目なくバーストショットを行った際に、モーターの回転がどんどん速くなり、慣性力が付き、結果、モーター停止位置がずれてしまうという事。
そして、停止した位置がカットオフを検知するセンサーの真上だった場合、トリガーを引いても即座にストップしてしまうという、大変無防備な状態が発生してしまうのでした。

対応策としては、大きく分けて2パターンあると考えました。

1、モーター回転開始から一定時間はカットオフを検知しないようにする
2、切れ目なくバーストショットなんてできないように、バーストショット後に動作停止時間を設ける
3、セミのみにする

1が良いような気もするのですが、夏場に使っていてもう一つ気になっている事があります。
セミメインで使っているためか、結構な発熱をするのです。
回生ブレーキ(ショートブレーキ)を乗せている事も関係しているかもしれません。

そうなってくると、1の方法では、ピストンが後退して停止していても力技でモーターをブン回すことになり、より発熱量が増えてしまうのです。
それに、そもそも、バーストですら使っていないので、、、ツータップショットでいいかなあ。



ついでに、スケッチ(動作プログラム)を弄るわけですから、もう一つ改善点を。

電動ガンの動作順序はこの繰り返しです。
1、トリガーを引くとモーター回転開始
2、タペットを引く=BB弾が給弾される
3、タペット前進
4、ピストンを引く
5、ピストン開放=BB弾発射
6、カットオフ動作によりモーター停止
7、1に戻る

これを順序を変えて、、
1、トリガーを引くとモーター回転開始
2、ピストンを引く
3、ピストン開放=BB弾発射
4、カットオフ検知。しかし、モーター停止はプログラムで遅延させる
5、タペットを引く=BB弾が給弾される
6、タペット前進
7、モーター停止

こすると、タペットの抵抗もあって、モーター停止の位置のコントロールもしやすいのではと。
モーター停止の目印はこちらの記事の一番最後に纏めていますので、これを参考にしよう。

というわけで、改良をしていきましょう~



後日追記 その1
原因は簡単でした。
モーターに刺す110端子が経年劣化で緩んでしまい、動作の振動に合わせて通電がストップしていたようです。
なんてイージーミス、、


後日追記 その2
自作fetデバイスですが、2021年ではブレーキ付きのものも安価に流通しています。
例えばjefftronのブレーキ付きデバイス
安いし、配線済みなのでハンダ熱による破壊はまず起こらず、地味にお金の掛かる配線材や端子が不要というセットです。
もう一度、P90をFCU化するならば、このデバイスとarduinoの組み合わせで良さそうですね。
ブルパップのP90だとこんな構成になりますね↓
P90 自作FCUの調整(uki)


後日追記その3
電子制御化しておよそ三年程度使ったところで、セミオートが動かなくなりました。
正確には、トリガーを引くとほんの少しモーターが動いて止まってしまうというものです。
各所のチェックをしたところ、電子パーツ側には問題なし、バッテリーにも問題なし、ギアやピストン周りも問題なし、残るモーターに問題が発生していました。
コミュの部分に焼けがこびり付き、部分的に通電不良を起こしていたのです。
コミュを清掃してグリスを刺すと、無事に復旧しました。


後日追記その4
コミュ清掃をしたモーターですが、次世代MP5がEG1000モーターだったことを受けて、私もEG1000に交換w
サイクルやレスポンスは体感上の変化なく快適に使っています。
しかし、問題発生。
ブレーキのあるFCUでは毎回同じような位置でモーターが停止するためか、慣らし運転のしていない状態では「追記その3」と同じ問題が発生しました。
特定箇所にだけ焼け跡があるという状態です。
しっかりと慣らし運転(3V程度で30分程度回す)をして、清掃、グリスを刺して無事に復旧しました



タグ :P90FCUuki

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Posted by strike hound  at 16:15 │Comments(0)電動ガン

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