CATEGORY:エアコキ
2017年10月26日
ばいーんを消す。ニューホップ CA870 の 格安 内部 カスタム纏め(uki)
さっそく手に入れたニューホップのCA870、フィールドで試射してみたところ、ホップの安定性は格段に上がっています。
ただ、レビューでも書かれている通り、初速がほんの少し下がったということ。
つまり、調整の面倒だったホップは改善され、どうせ調整する初速が少し変わったという状態。
先日購入した私のニューCA870も、初速を計ってみると0.2gで80msほどでした。
気密調整やスプリング嵩上げでバッチリの状態に仕上げて行きましょう。
ついでに、ばいーんも消して行きましょう。
やることは旧CA870と基本的に同じです。
社外パーツは一切要りません。カスタムにお金が要らないのもCA870の良いところ。
液状パッキンでインナーバレルとホップパッキンをガッツリ気密。
種類がいくつかありますが、ゴムも銅(真鍮)も侵さないこれが良いとの事(メーカーに聞きました)。
そして、ホップパッキンの上に純正プラパーツを被せて、シールテープをぐるりと。
レシーバーにしっかり固定されるはずです。
さらに固定度を増したい場合はパテも。
ここで初速を計ってみましょう。
ただ、レビューでも書かれている通り、初速がほんの少し下がったということ。
つまり、調整の面倒だったホップは改善され、どうせ調整する初速が少し変わったという状態。
先日購入した私のニューCA870も、初速を計ってみると0.2gで80msほどでした。
気密調整やスプリング嵩上げでバッチリの状態に仕上げて行きましょう。
ついでに、ばいーんも消して行きましょう。
やることは旧CA870と基本的に同じです。
社外パーツは一切要りません。カスタムにお金が要らないのもCA870の良いところ。
1,インナーバレル根本の固定がゆるゆる。
アウターバレルの軋みに合わせて追従できるようにしてあります。
そんなわけで、アイアンサイト運用であればまあ良いのですが、レシーバー側に光学機器を取り付けた場合は困ってしまいます。
コッキングの度にバレルの角度が変わるためです。気密もちょっとゆるめ。
2,射撃時にバネの音が鳴り響く
俗に言うばいーんですね。
これも消しましょう。初速や命中精度には関係ありません。
そして、格安対策と順番はこんな感じになります。
1、CA870の分解方法をマスターするべし
2、インナーバレル根本の固定と気密を確保
3、インナーぶかぶかバレルで延長して命中精度UP
4、ばいーん音を消す
5、スプリングかさ上げで初速調整
なぜこの順番かというと、気密を取るとグイッと初速が上がり、初速の微調整が難しいためです。
大きな調整を始めに行って、最後にスプリングかさ上げで微調整すると簡単というわけです。
必要な道具と材料一覧はこちら。一般的な六角レンチやドライバーなどは書いていませんが、タミヤのセットがあると便利です。
トルクスレンチ:T10サイズ。メカボを開けるため
液状パッキン:エアガンにはピンクラベルのものを。パッキンとバレルの気密確保
シールテープ:バレルとメカボの気密確保かつフロートバレル化
パテ:フロートバレル化。無くても良い
熱収縮チューブ:2mmのものでばいーん音を消します
平パッキン:スプリング嵩上げに
どれも、100円くらいで購入できて、エアガンいじる方なら持っているものかなあというものばかり。
これで電動ガンと戦えるんだぜ?
さて、1の分解方法。
google先生に聞きましょう。いっぱい出てきます。
次に2のバレル根本の気密ですが、このあたりの材料が必要。
液状パッキンでインナーバレルとホップパッキンをガッツリ気密。
種類がいくつかありますが、ゴムも銅(真鍮)も侵さないこれが良いとの事(メーカーに聞きました)。
そして、ホップパッキンの上に純正プラパーツを被せて、シールテープをぐるりと。
レシーバーにしっかり固定されるはずです。
さらに固定度を増したい場合はパテも。
ここで初速を計ってみましょう。
上手く気密が取れていると、0.25g~の重量弾運用の場合は、これだけで初速関係がバッチリの場合もあります。これで完了。素晴らしい。
(そういうこともあって、ニューホップverは初速が下がったのかなあ、、)
また、アウターバレルの中にはスペーサーが圧入されていますので、これは外しておきましょう。
アウターバレルのブレがインナーバレルに伝わらないようにするための大切な手順です。
それで、3へ。
CA870はインナーバレルを伸ばすと初速が上がると聞いた事がありました。
インナーバレルの外径とほぼ同じ内径のアルミパイプを取り付けます。
5、仕上げのスプリングのかさ上げ
CA870はインナーバレルを伸ばすと初速が上がると聞いた事がありました。
しかし、上がり過ぎると。それはいかん。
では、ほんのりと初速を上げられ、かつ命中精度が上がる(といいな!)超ルーズバレルでバレル延長してはどうかと。
それで、物は試しとこれやってみました。
アルミパイプをインナーバレルに被せてバレル延長!
それで、物は試しとこれやってみました。
アルミパイプをインナーバレルに被せてバレル延長!
インナーバレルの外径とほぼ同じ内径のアルミパイプを取り付けます。
真円で内径8mmくらいならプラパイプでもOK。
ボールペンの軸とか、CA870についてくる弾込め用パイプも行けるかもしれない。
アルミテープやマスキングテープでガタを取りまして、外側からシールテープを巻いて完了。
(写真ではシールテープが融着するまで黄色いマスキングテープを貼っています)
アルミパイプ先端が、アウターバレルから数ミリ引っ込むあたりで納めました。
アルミパイプ先端が、アウターバレルから数ミリ引っ込むあたりで納めました。
早速、計測してみると初速という意味では効果があるようなないような。殆ど変わりませんね。
段付きバレル効果はあるかも??
ホップ調整がキマると、こころなしかスーっと飛んでいくような。。。
(その後、大改修をおこないました)
つぎに4。
みんなが気になるバイーン音を消しましょう。
(私は面倒なので、そのままにしています)
必要な材料はこれ。エアガンカスタマーならみんな持ってる熱収縮チューブセット。
おそらく細いやつは余っているはずです。
これを3mmくらいに切ってスプリングに通しておくと。
この写真は旧CA870を弄り倒していたときのものなので、熱収縮チューブ以外のパーツは参照しないでください。
余談ですが、この時は加速シリンダーにして、たくさん嵩上げしたりしていました。しかし逆効果!
エア量が減ると弾が伸びなくなるんですね。ブカブカバレル効果も無くなってしまいます。
結局、スプリングガイドなども全て純正に戻ってきました。
結局、スプリングガイドなども全て純正に戻ってきました。
スプリングガイドとピストンの内部に触れそうなところに点々と合計6カ所くらい。
仕上げに神グリスを塗っておきましょう。
初速には影響なく、おそらくみんな持ってる材料でばいーんが消えるはず。
面倒な人はノンバイーン入れましょう。
でも、ノンバイーンて使ってるうちにスプリングガイドが削れて初速上がりそうな気がするのですが、大丈夫なもんなのでしょうか?
(キツキツにして音を消しているという仕組みなので、、)
これで一通りは完了ですので、ここで初速を計ってみましょう。
うーん、まだもうちょっと初速上げたいなあという人は次の手順へ。
5、仕上げのスプリングのかさ上げ
かさ上げはピストンの内部へ入れます(重要)
スプリングガイドに通す方法だと、上の写真みたいにシリコンチューブとかが良いかなあ。
というわけで、簡単なピストン内部へのかさ上げ。
平パッキンという材料が良いです→外径11mm 内径7mmの平パッキン
初速調整の目安としては1mmかさ上げすると+1msくらいです。
その他、わざわざパッキン買わなくても、厚みが1~3mmの伸縮性の低い材料(例えば、ゴムシート、カッターマットの切れ端、厚紙、プラ板などなど)をこんな風ににカットしてピストンの中に入れても大丈夫です。真ん中の穴あけが面倒ですが。
最後に最注意事項!
0.2gBB弾で規制値ギリギリを狙ってセッティングした場合、0.25gBB弾ではアウトになります。
余裕も見て、0.2gなら95msあたりを上限にしておくといいのかなあと。
また、CA870の特性上、ノンホップの状態よりも適正ホップの方が初速が上がります(5msくらい)。これも注意!
そんなわけで、CA870が優秀なところは性能はさることながら、内部カスタムにもお金が掛からずというところ。
さあ、みんなもCA870でサバゲーしてマァンダム、、、しようぜ、、、
~後日追記~
0.28g以上に対応しようとすると、方法を少し変えねばなりません。
詳しくは令和の大改修シリーズから。
必要な部品リスト
アルミパイプはメラミンスポンジに穴を開けるのにも使えます。
サイレンサーの消音材にするんですな。
パイプカッターはバレルカットなど、パイプ状のものを綺麗に切れるので重宝。
次は外装弄りますか~
アルミパイプはメラミンスポンジに穴を開けるのにも使えます。
サイレンサーの消音材にするんですな。
パイプカッターはバレルカットなど、パイプ状のものを綺麗に切れるので重宝。
次は外装弄りますか~