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2014年07月20日

MRE / CHILI BEANS

『I don’t give a fuck !』
んあ゛~~~~~~~~~~~~~~~~fucking summer cameだコノヤロー!
どもっ、スーツを着ているとマフィアにしか見えないSetzerです。

さて、皆さんは各フィールドでの定例会に参加した際やフィールド貸切利用した際などのランチ・・・どうされていますか?
フィールドで有料提供してくれるカレーライス。
往路途中で立ち寄ったコンビニでお弁当やサンドウィッチ。
持参したオニギリやカップラーメン。
恐らく、上記3つのケースが多いのではないでしょうかね~。私などは2つめのケースが最も多く、体が疲れると固形物が喉を通り辛い傾向があるので、サッパリとした寿司飯系の海苔巻きであったり、比較的ツルツルと喉越しの良い(飲み込み易い)麺物をチョイスしています。人によってはゼリー飲料と云う選択肢もあるようですね。
そんなランチのタイミングで稀にですが、レーションやミリ飯を召し上がっている方をお見掛けしたりします。
特に冬場、キャンプ用具の携帯用バーナーなどを持ち込んで温めたり、付属のヒーター(科学物質の反応を利用したもの)で温めたり、サバイバルゲームに参加している中で食事も軍隊風に・・・と云うのはなかなかにお洒落ですよね。雰囲気もバッチリですし、戦場に身を置いている兵士になりきる意味において「食のコスプレ」とでも表現しましょうか、「なりきり」グッズとして申し分無いと思います。
mer


一口に『レーション』と言っても様々な種類や国のものがありますが、その中でも恐らく比較的に皆さんが馴染みのあるものの一つに『MER(Meal,Ready-to-Eatの略)』がありますよね。
これはアメリカ軍が正式しているレーションで、1975年に正式採用されて以降、正に試行錯誤と変更・改良とが丹念に継続された結果、現在までのクオリティ(味、保存性、メニューの種類、携帯性)になんとか到達したものなんだそうです。確かに、私がはじめてMERを口にした30数年前よりも現在のものの方が遥かに美味しいと感じますし、勿論、簡易的ではあるものの「食事」をしていると云う感覚がキチンとあるものに仕上がっていますね。


とまぁ前置きが長くなってしまいましたが、私Setzerがblog更新を担当する回は、数回に亘ってこのレーション(MER限定)に着目し、保存性は考慮の範疇外としましてですね、
『自宅でレーション・メニューを作ってみようっ!』
をコンセプトに(メイン・メニューのみ)書いてみたいと思います

んで、1品目のメニューは
『チリビーンズ』
これ、日本ではチリコンカンとかチリコンカーンとか云う・・・のど自慢大会の鐘みたいな名称で言われている時もありますけど、それらはあくまでもヒスパニック系料理をスペイン語風に言い表したもののようです。私が生まれたシカゴ(米国内)では単にチリと略した上で、チリの後に繋がる単語(フライやバケットやフィッシュなど)によって、チリ味(チリ風)のどんな料理なのかが解るようになっていましたね。メニューによっては更に、例えばフランス料理やイタリア料理などにもありますけど、リヨン風とかシシリー風みたいな調理法や使用食材の特徴を表現する意図(意味)で、シンシナティ風(オハイオ州)やテキサス風(テキサス州)なんてものもあったりします。
まぁ余談ながら私は、パスタ(大概はスパゲッティ)の上にチリソースをかけ、更に豆とチェダーチーズを加えたシンシナティ風のフォー・ウェイ(加える食材の数いよる食べ方の呼び名)が最も大好きです。また、フレンチフライ(日本風に言えばフライドポテト)にチリビーンズとチーズ・ソース(チェダーとヴァシュランとエメンタールの3ミックスがおすすめ)をかけたものも非常に美味しいですよっ!ってな事で、使用する食材の確認と調理法の説明に行ってみましょう。

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使用食材 (凡そ2人分)
牛挽き肉 300g
キドニービーンズ缶 1缶
トマト缶(ホールでもカットでもok) 1缶
タマネギ 1個
セロリ 1/2本
にんにく 2片
チリパウダー 大さじ4(好みで増量ok)
クミンパウダー 大さじ1
コリアンダーパウダー 大さじ1
オレガノ 小さじ2
オールスパイス 少量
固形ブイヨン 2個
ウスターソース 大さじ1
ケチャップ 小さじ1
塩、コショウ 適量


調理方法
①タマネギ、セロリ、にんにくを全てみじん切りにしておきます。
②フライパンに薄くサラダ油をひき、香りが出るまで弱火でにんにくを炒めます。
③タマネギとセロリを加え、全体的にしんなりとするまで弱火で火を通します。
④牛挽き肉をバラしながら加えて炒め、肉の色身が変わり全体に火が通ってきたら、コリアンダー、クミン、オールスパイス、オレガノ、チリの順番にスパイスを投入して風味を馴染ませます。個人的な食感の好みになってしまいますが、私は挽き肉の代わりにサイコロステーキをざっくりとほぐした肉片(?)を使っています。こうすると、豆と肉をチリでワイルドに食べてるicon06って感じがするんですよね。
⑤予め裏漉し(目の細かいザルなどを使用し、大雑把でok)して舌触りを滑らかにしておいたトマト缶を投入します。
⑥トマトが肉に馴染んできたら、キドニービーンズ、ブイヨンを加えて少し煮込みつつ水分を飛ばします。ソースの濃度が上がってきたらウスターソースとケチャップを加え、塩とコショウで味を調えます。
⑦キドニービーンズにチリの味が馴染んできたら、好みの硬さにまで煮込んで出来上がりです。補足ながら、全体的にもっとスパイシーにしたければクミンとコショウを増量し、辛味を強くしたければチリを増量し、豆の香りがちょっと苦手かも・・・と云う方はオレガノを少しだけ増量してみるといいかもしれません。

出来上がったチリビーンズは勿論、それだけでも十分ワイルドな感じで美味しく楽しんで頂けますが、厚切りのトーストやスパゲッティやフレンチフライなどにからめると、更に美味しく召し上がって頂けると思いますよ。
是非、お試しください。

MRE / CHILI BEANS


但し・・・このチリビーンズに関しては缶詰の出来合いが売っていまして、味も悪くないので、実は私もキャンプなどの際は重宝していたりします。恐らく探せば、比較的簡単に入手出来ると思います(お住まいの地域によっては難易度が上がる可能性もあります)。
参考までに、私は行きつけのフードマーケット(渋谷区広尾のナショナルマーケットやカルディ各店舗など)で購入しています。
価格は1缶600円弱(税込み)くらいです。


ではまた!
see you ~!




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Posted by strike hound  at 18:48 │Comments(0)strike-hound

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